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iPhoneでアプリを利用していると、時々「"○○○○"におおよその位置情報の使用を許可しますか」などと訊ねるダイアログが現れますが、この「おおよそ」という意味をみなさんはご存知でしょうか?(o゜ー゜o)??
おおよその位置情報とは、現在地と連携したサービス/機能を提供するアプリにおいて、本来の位置情報の検出範囲を広げたものです!(^o^)v
地球全体を方眼紙に見立て、位置情報を管理すると考えたとき、従来のiOSでは1つのマス目が数メートル幅で固定された情報(正確な位置情報)限定だったところが、iOS14では正確な位置情報にくわえマス目を5キロメートル幅に広げた情報が追加されたのです。
iPhoneの位置情報機能は、衛星測位システム(GPS)にくわえ、Wi-Fiや携帯電話基地局の力を借りることにより(A-GPS)、誤差数メートル程度の正確さで現在位置を割り出します!(^_^)o
以前のiOSでは位置情報を取得するか否か、「白か黒か」の2択だったところ、iOS14ではその中間にあたる「グレー」も選択肢として加わったと考えても良いでしょう!(^_^)/
その「グレー」な位置情報は、『設定』→「プライバシー」→「位置情報サービス」画面からアプリ個別の設定項目を開き、「正確な位置情報」スイッチをオフにすると有効になり、そのアプリは取得する位置情報がおおよその値(推定位置情報、Approximate Location)に変わります!(*^o^*)
尚、「正確な位置情報」スイッチをオフにしていると、現在位置の更新頻度は低下します。
特に、アプリがバックグラウンドで動作している時の更新頻度は1時間に4回程度ですから、高速移動している時の現在位置との誤差はより大きくなります。
個人情報、プライバシー保護に重きをおくAppleの方針に沿った改善の結果「おおよそ」との形になったようです。
それほど正確な位置情報を必要としないアプリなどは、この設定を有効にしておくと良いかもしれませんね!(^_-)-☆
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